木造住宅の工法について解説!!

 

梅雨明けが発表されましたね!

 

新築工事も着々と進んでおり、建物の形が出来上がりました!

あっという間に何もなかったところに建物が建つのはいつ見ても圧巻です。

ラメゾンでは輸入住宅を中心に設計施工しているので、基本的に構造はツーバイフォー工法と呼ばれる工法で行っています。

 

 

 

 

今日はそんな構造に関する工法について解説します。

 

 

日本には木造住宅を建てる際に2つの建築工法があります。

・木造軸組み工法(在来工法)

・木造枠組み壁工法(ツーバイフォー工法)

この2つです。

 

 

 

木造軸組み工法


日本古来の建築物は基本的に軸組工法・在来工法で造られています。

神社仏閣やお城など、日本の昔からある建築様式で、柱を立てていきそこへ筋交いなどで補強し梁を欠けて天井を支えるという方法です。

日本の建築と言えば「宮大工」ですよね。彼らは軸組み工法を扱う日本の大工さんの最高峰です。

 

在来工法というのは、地震の多い日本ならではの考え方で、地震が来た時に建物自体も揺らして地面からくる力を分散させて建物を守るという考え方です。

木の柔軟性を利用し、建物が壊れない程度に揺らして守るので、設計の段階で高度な計算と技術が必要とされます。

 

それを計算機も発達していなかった大昔から行っていたと思うと大工さんたちの技術はすごいの一言です!

 

 

 

 

木造枠組み壁工法


もう一つのツーバイフォー工法は主にアメリカから入ってきた技術です。

 

開拓時代のアメリカでは、入植者が増えて住む場所が早急に必要とされました。

 

しかし大工さんの人出がおらず、さらには発展途上であったために大工さんたちの技術もまだまだ進歩していませんでした。

そんな状態のアメリカでも簡単に家が建てられるようにと、規格化された材料で壁を作り、

それを起こして組み立てることで家ができるように発展したのがツーバイフォー工法です。

 

すごく簡単に言えば段ボール箱を作るのと同じ原理ですね。

 

 

ツーバイフォー工法が発展していくにつれ、耐久性も向上しました。

ツーバイフォー工法はもともと箱という概念である為、衝撃や揺れに対しては強いのが特徴で、揺らさずに建物を守るというのが考え方の一つです。

 

 

壁を作る際に強固な壁を作るとなると必然的に木材の量が多くなり、建物自体が重たくなります。その為強固な壁となり、頑丈な箱が出来上がるのです。

 

 

 

 

 


この2つの工法は考え方自体が異なる為、どっちが良い悪いはありません。どちらにもメリットがありデメリットがあります。

ネットの情報や建築会社さんによってはこっちの方が優れている。とかあっちはダメだ。とか言う人がいるかもしれませんが、どちらも造り手の技術と責任によって最高の住宅にも最低の住宅にもなり得ます。

あまり、ネットの情報などに惑わされないで下さいね!

 

 

 

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