岡崎市内で新築工事着工で、既存の建物を解体する工事がスタートしました!!
ご実家の離れを壊して、新しく娘さん夫婦の家を建てる計画です。
古い家屋の解体は意外と大変…
昔は土壁、瓦屋根、トタン壁、太い梁に太い柱と今の住宅と比べるといろんな材料が詰まっています。
壊すだけじゃなく、分別して捨てる。なるべくお客様にかかる費用負担を減らすためにもゴミ処理費もなるべく安くする必要があります。
まずは部屋の中の土壁を落とすことから。
土壁には土と藁と竹が混ざっています。藁を混ぜた粘土質の土を壁に塗る際に、落ちないように竹で骨組みを組みます。
その竹と土は一緒に捨てるとリサイクル不能の土として処理されてしまうので、処理費が高くなってしまいます。
解体の際には土と竹を選り分けします。
写真は雨が降ってドロドロにならないように土にシートをかぶせています。
既に屋根に乗っていた瓦は下ろし、瓦の下に敷いてあった土も落としてあります。
そこから重機の登場!!
恐竜の顔のような部分で挟んで潰して引っ張って壊していきます。
人間の力ではびくともしないものを軽々と持ち上げ、壊してしまいます。文明の進化はすごいです!
ここでもただ入口から壊していけばいいわけではなく、建物の荷重が壊していくときにどこにかかるか。
どの方向に倒れていくかを予測しながら壊していかなければいけません。
適当に壊していくと外側に倒れたり、自分の方に屋根が落ちてきたりとかなり危険です!
屋根もほとんど落ちて、あとは木材を細かくしながら分別します。
昔の人たちは人力で建てて壊してをやっていたと思うと、尊敬しかないです。
この調子でどんどんと壊していきます!
恐竜が生きていたら、人間の家もこんな簡単に壊されてしまうのかもしれませんね。
まだまだ始まったばかりの工事なので、お伝えできるのはここまでです。
これからは何もなくなり、またそこへ新たな家が建つ。感慨深いです。
新生活様式が求められる昨今ですが、住環境の在り方も今後変わっていくかもしてませんね。
都会に住む必要性が無くなり、過疎化が進んでいる地域や引き継ぎ手のない家の土地などに新築をしても仕事には困らない。
ましてや田舎などの地代の安いところに、こだわりの詰まった大きなマイホームが持てる。子育てには空気の綺麗な土地が良い。
など意見が出てくれば、田舎人気が高まるかもしれませんね。
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