木材の外壁は木のもつ温かみや趣が特長です。しかし、木材の材質上、乾燥収縮や反りが生じやすいため、ある程度の厚みのあるものを使用しないと割れてしまうというリスクもあります。
この木材の変化にしっかりと対応しメンテナンスする必要がありますが、きっちり手入れをすればするほど味のある建物となります。
住宅の外壁に使われている素材はモルタルとサイディングと呼ばれる外壁材が一般的で、この下地を守るために塗装をします。塗装は住宅の外観を綺麗にみせることはもちろん、外壁の下地を守ることで家全体の劣化を防ぐ役割も果たします。しかし、塗装は年月とともに劣化し剥がれたりひびが入りますので、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
レンガの外壁は紫外線や酸性雨などから受ける劣化や変色の心配がなく、耐久性に非常に優れているのが特長です。外壁は基本的に15年程度でリフォームが必要とされていますが、レンガ外壁の場合はこれも必要ありません。
※レンガの目地部分にはメンテナンスの必要性があります。
パネルとは石灰質材料とけい酸質材料を微粉末にして水と混ぜ、ガス発生剤を添加して気泡をつくり、固まった後に高温高圧で養成して硬化させたもののことで、軽量なのが特長です。また、耐火性能が非常に高く、加工が簡単という点で人気があります。